思考の衝動性の話し
のび太の境界知能(仮)について、原因というか改善策をずっと考えている。
毎日2時間以上、のび太の学習をオンラインで実施してきた。
数学の文章問題一つに2時間かかることなんてざらにある。
まぁ、1月末ぐらいでそちらには見切りをつけているし、今後、のび太の学習指導に時間を使うこともない。
もう中学二年生になるのだから、親が毎日学習指導なんておかしかろう。
学習塾にもずっと通わせているし。
でも、改善策が打てるのであれば、この中学生の内がラストチャンスと言える。
で学習指導をしているときにいつも思っていたのは、問題が単純なものであれば回答できるのに、問題の中で複数ステップあるようなものだといきなり回答を出そうとすることだ。
例えば、問題が(ここから比喩)、A点からC点へ向かうような解法を求めている場合は、B点(あるいは複数あるならば、B→B’→B’’)を経由していく。
つまり、A → B → Cだ。
ところが、いきなりA → Cとなる。
・つまり式が抜ける。あるいはかけない。
当然、簡単なのであれば、答えもあってくるが、少し複雑になれば、全部、Dになる。
つまり答えが出せないものは、あらかじめ自分が決めていたA→Dとなる。
何回解いた問題であっても、そうなる。
理解していないわけではない。
そうなる。
つまり思考の衝動性ともいえる現象が起きているのではないか?
そう考えるようになった。最近。
で、原因を考えては傷んだが、これもワーキングメモリの少なさが原因ではないか?と考えるようになった。
WMが訓練で増やせるものかは自信が無いが、WMにあふれた情報をメモに取って補うことはできるはず。
なので、ちょっとこのあたりをこれから考えていきたい。
なかなかに楽にならん。